今年8月の記録的大雨の被害を乗り越えて出荷されたイチゴが、熊本県知事に贈呈されました。

JA熊本経済連から知事に贈られたのは、県が開発した品種「ゆうべに」です。

「ゆうべに」をはじめ、県内のイチゴは八代や玉名地域を中心に栽培されていますが、今年8月の大雨で苗が浸水するなどの被害を受けました。

しかし、生産者が被害を受けた苗をこまめに消毒したことや、新たな苗を確保したことで、出荷にこぎつけたということです。

被害を乗り越えたイチゴを試食した木村知事は・・・?

熊本県 木村敬知事「香りがすごくいいですね」

JA熊本経済連によりますと、今年のイチゴは昼夜の寒暖差があったことなどから例年以上に甘いということです。

出荷は来年5月末まで、前の年より200トンほど少ない、約6300トンを見込んでいます。