12 月 3 日(水) から 4 日(木)頃にかけて、日本付近の上空には強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まります。北日本から西日本の日本海側を中心に広く雪が降り、山地で大雪となるほか、平地でも積雪となる可能性があります。また、東北地方から北陸地方では、非常に強い風が吹いて暴風雪となり、海はしけるおそれがあります。国交省が大雪に関する情報を発表。大雪が予想される地域では、テレワークの活用などを含め不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。

北日本から西日本の日本海側を中心に広く雪が降り、山地で大雪となるほか、平地でも積雪となる可能性があるとして、国土交通省は、やむを得ず自動車を運転する場合は、ドライバーの皆様には、冬用タイヤの装着、チェーンの装着方法の事前確認・携行及び早めの装着の徹底、スコップや砂等の冬用装備の携行をお願いするとしています。また、降雪状況等により、広範囲で高速道路とそれに並行する国道等が同時に通行止めとなる場合があります。広域迂回の実施や通行ルートの見直しなどのご協力を呼び掛けています。
過去の大雪の際には、大型車の立ち往生が主な原因となり、甚大な影響が生じているとして、運送事業者には、大雪時等輸送の安全の確保に支障を生ずるおそれがあるときは、事業用自動車に冬用タイヤが装着されていることの確認等、安全を確保するために必要な措置を講じることが必要だとしています。雪道において、必要な対応を怠る等悪質な立ち往生が発生した場合には、監査で事実関係を確認したうえで、講じた措置が不十分と判断されれば、行政処分の対象となることから、適切な運行管理を行うよう注意を呼び掛けています。一方で荷主においても、トラック事業者に対する急ぎの運送依頼を控えていただくようお願いするとしています。
さらに、大雪が予想される地域では、公共交通機関においても、大規模かつ長時間にわたる遅延や運休が発生するおそれがあるとし、最新の気象情報や交通情報等に留意し、大雪が予想される地域では、テレワークの活用などを含め不要不急の外出を控えるとともに、外出が必要な場合には、十分な時間的余裕を持って行動いただくよう呼びかけています。














