2日夜、名古屋市守山区で救急車とバイクが出合い頭に衝突する事故があり、バイクの男性が軽いケガをしました。

名古屋市消防局によりますと、2日午後7時15分ごろ、名古屋市守山区大屋敷の交差点で、サイレンを鳴らして走行していた救急車とバイクが出合い頭に衝突しました。この事故で、バイクを運転していた40代の男性が軽傷です。救急車の隊員にケガはありませんでした。

救急車は守山区内の医療機関から患者の転院要請を受け、向かう途中で事故となり、別の救急車が約10分遅れで到着しました。到着が遅れたことによる、患者の容体への影響はなかったということです。

今回の事故を受け、名古屋市消防局の伊藤一義局長は「緊急走行時の安全確認手順の再徹底や隊員への運転技術指導の強化など、再発防止に向けた対策を速やかに講じ、市民の皆様の信頼回復に努めてまいります。」などとコメントしています。