千葉県成田市の大規模開発などをめぐり、出資者への分配金などが遅延している不動産ファンド「みんなで大家さん」。その審査の過程で不適切な手続きがあったと指摘されている中、きょう(2日)の市議会で市は「条例違反だった」との認識を示しました。
不動産ファンド「みんなで大家さん」をめぐっては、千葉県成田市の敷地に最新鋭の球体アリーナやショッピングモールなどを備える「ゲートウェイ成田」の大規模開発などについて、出資者への分配金が遅延しています。
市によりますと、開発に向けた計画案を進める場合、地権者の3分の2以上の同意が必要と条例によって定められていますが、ゲートウェイ成田では半分以下の同意しか取れていない中、手続きが進められていたということです。
これまでの取材で市はJNNに対し、「審査が通った時期には土地の売却が進み、地権者の数でも3分の2を超えていて法的に問題ない」とコメントしていました。しかし、きょうの市議会で担当者は「当時の審査過程において条例違反であったということは間違いない」との認識を示しました。
そのうえで市は、原因については調査しているとして、「このようなことを繰り返さないようにしっかりと対応してまいりたい」と話しました。
注目の記事
【旧網走監獄】雑居房の床下から謎の文章13枚が見つかる 服役囚が隠した理由と文章の中身…半世紀以上の時を経て明らかに、記述から探るリアルミステリー

「来熊」「来鹿」あなたは読める?意外と知らない九州・沖縄各県の「来訪・帰省」略語事情

ご存じ?「エアコン2027年問題」とは?国の省エネ基準の見直し 安いエアコンが市場からなくなる可能性が!?

「それならお前を殺す」中3の息子(15)は少年4人から暴行を受け命を奪われた 角材で殴られ、コンクリートの塊を投げつけられ「頭がでこぼこにへこんでた」【少年集団暴行事件・第1話/全4回】

【ヒグマ】焼却施設が限界 駆除数17倍で処理に追われる自治体が疲弊 1頭焼却に灯油100リットル 作業追いつかずに腐敗進み、埋めるケースも

「争奪戦になっている」1時間で完売のボンボンドロップシール 平成に流行ったシール交換が令和でもブーム









