1日、島根県出雲市で、アパートのベランダの一部が燃える火災が発生しました。この火事によるけが人はいませんでした。

出雲警察署によりますと、火事があったのは、出雲市医大南町の木造スレート葺き(セメントを薄い板状に加工した屋根)1階建てアパートで、1日午前1時30分ごろ、アパートの向かいの住人が帰宅した際、アパート2階の部屋のベランダ燃えているのに気付き、110番通報しました。

火が出ていたアパートの部屋には、派遣社員の男性(27)と妻と子どもの3人が住んでいて、当時、3人とも部屋にいて、1日午前1時36分頃、妻も119番通報しています。

住人が自力で消火活動をし、火は発見からおよそ10分後の1日1時40分ごろ、鎮火しました。

アパートのベランダの床が燃え穴が開くなど約0.1平方メートルが焼失しましたが、けがをした人はいませんでした。

警察が放火の可能性も含め、火事の詳しい原因などを調べています。