愛媛県今治市の消防でパワハラ相談員がパワハラ行為を繰り返していた問題について、13日、愛媛県議会で相談や調査の体制を疑問視する声が上がりました。
(石川稔議員)
「今治の例でいうと相談員が当事者、加害者だった。消防でのパワハラの全国的な傾向をみると、だいたいにおいて組織が正常とは言い難い。隠ぺい体質がずっと影響していると思う」
今治市の消防では、パワハラ相談員を務めていた50代の消防司令ら2人が、部下にパワハラ行為を繰り返し、処分を受けました。
さらに、関係者によりますと、処分を受けた2人や中央消防署の署長が、部下に口止めとも取れる発言をしていたということです。
愛媛県は、消防職員を対象にしたハラスメントなどに関する相談窓口を設置していて、2018年以降、10件の相談が寄せられたということです。
しかし、愛媛県によりますと、相談者が同意すればそれぞれの組織に連絡し事実確認や対策を促すものの、法的な根拠が無いため県が直接調査を行うことはできないということです。
注目の記事
【インフルが猛威】北海道内の患者数“警報”に迫る、大規模イベントも背景か…受験生「怖い」「授業に遅れると大変」と危機感 手洗いやマスク着用など感染予防の徹底を

何者かがいけすに大型肉食魚「アカメ」を放流か...海上保安庁が器物損壊など視野に調べ進める 「何を考えているのかわからない」と業者からは困惑の声【高知】

【年賀状異変】発行数減なのに"じまい"グッズが品薄 逆手に取った「年賀状つなぎ」の逆襲・新ムーブメント

落ち葉で電車が登れない?“空転”で急勾配登れず最大20分の遅れ 紅葉シーズンの難敵「黒い被膜」 富山地方鉄道立山線で珍事

「倒れた日、朝の夫の顔色はどす黒くて・・・とにかく顔色が悪かったです」125時間30分の残業の果てに・・・妻が語った高校教師の「過労死」

拡散を繰り返した男性が今度は標的に… 匿名のデマ・誹謗中傷との長い闘い 加害と被害の連鎖を止めるには【報道特集】









