大規模な停電が発生して、離島の通信が途絶えてしまう事態を想定した訓練が愛媛県宇和島市で行われ、資機材の搬送手順などを確認しました。

宇和島海上保安部とNTT西日本、四国電力が合同で行った訓練には、およそ30人が参加し、大規模な停電によって離島の通信が途絶えたという想定で行われました。

参加者は、通信を復旧させるために必要となる資材や、ケーブルなどを巡視艇に積み込んで、その手順を確認していました。

(宇和島海上保安部 警備救難課・池田 将規 課長)
「ただちに要請に基づいて、(資機材を)搬送できる・協力できる慣熟をしておく必要があるなというところで、これからも引き続き訓練を重ねていきたいと考えております」

NTT西日本や四国電力は第六管区海上保安本部と、連携協定を結び、毎年、訓練を実施しています。