ノロウィルスによる食中毒が増える冬場の時期に、食品の衛生管理を徹底してもらおうと、石川県は27日から食品を扱う施設を対象に指導を始めました。
白山市のもりもり寿しイオンモール白山店には石川中央保健所の職員2人が訪れ、調理器具の拭き取り検査や、食品の調理、管理方法などを聞き取りました。

また、手洗いの徹底や、従業員の体調管理、食品の十分な加熱調理などについて指導しました。
県によりますと、今年に入って県内で発生した食中毒は10件、94人の患者が確認されています。
この中では、冬場に発生が多発するノロウィルスによる食中毒が4件確認されていて、最も多くなっています。
県では年に4回、一斉の食品衛生監視指導を行っていて、今回は旅館や生カキを取り扱う施設なども含め、およそ1200の施設を対象にしています。














