「熊本型放牧」で阿蘇の草原に放牧されていた牛が、本格的な冬を前にそれぞれの牧場に帰っていきました。
熊本型放牧は、繁殖牛を阿蘇の草原に放牧するもので、牛の運動量が増えるといったメリットの他、毎年、預ける農家にとっては飼育コストが安定します。

今年は熊本市や山鹿市など、21軒の農家が延べ200頭の牛を預け、約7か月間の放牧期間が終わり、農家の人たちが牛を迎えに来ました。
畜産農家「広い所で牛が健康に生活するというのが、体力もつくし順応性も出てくるし」
畜産農家「春が待ち遠しい。牛さんも春が待ち遠しいと思います。自由に阿蘇の大草原で動けるというのは牛さんも幸せと思うし」

牛たちは冬の間をそれぞれの牛舎で過ごし、来年4月に草原に戻ってきます。














