青空広がるも夜は雨の所も

11月27日木曜日の宮城県内は、朝から青空が広がり、穏やかな一日のスタートを切りました。八木山上空では少し雲が出ているものの、基本的には青空が広がっています。明け方まで雲が多かったため、気温は大きく下がってはいませんが、風がやや冷たく感じられる朝となりました。
27日夜からの天気の変化

27日午後9時の予想天気図を見ると、日本の東に高気圧があり、27日の宮城県内はこの高気圧に覆われるため、日中は概ね晴れる見込みです。

ただし、西からは前線を伴った低気圧が近づいてきており、この低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んできます。このため、夜は天気が下り坂となり、雲が増えてくる見通しです。

雨と雲の予想を見ると、27日正午の時点では白い雲の表示がかなり薄くなり、日差しが届くところが多いと予想されます。

しかし、夜にかけて次第に雲が増え、三陸沿岸辺りに雨雲がやってきます。この雨雲はコンピューターの予想よりも発達する可能性があり、場合によっては局地的に雷となるおそれもあります。
地域別の予報
仙台市内

夕方にかけては多少雲が出る時間もありますが、まずまず晴れる見込みです。夜は次第に雲が広がってくるでしょう。最高気温は26日よりも若干高く、平年よりもやや高くなりそうです。
名取から七ヶ宿

日中は日差しがたっぷりと降り注ぎ、天気の崩れはないでしょう。夜は次第に雲が厚くなってくる見込みで、午後9時以降は雲に覆われてきそうです。
石巻から加美

基本的には晴れのち曇りとなりますが、石巻市の鮎川の辺りでは午後9時以降は一時雨の可能性があります。海上は南風がやや強く吹くでしょう。
気仙沼から鳴子

日中は晴れますが、三陸沿岸の気仙沼、南三陸、女川では午後9時以降雨が降りやすくなります。先ほどのコンピューターの予想よりも雨が強く降ったり、雷を伴うおそれがありますので、午後9時以降は急な強い雨や落雷、ひょうなどに注意が必要です。沖合の波は2メートルとやや高いでしょう。
注意報と今後の見通し

現在、宮城県内全域に濃霧注意報が出ています。午前中に注意報が出ているところでは、昼頃までご注意ください。

11月28日は前線の影響で、日中は西部を中心に断続的に雨が降る見込みです。東部は晴れ間も出ますが、雨雲が東部の方に流れ込んでくる可能性もありますので、外出時は雨具をお持ちください。
土日はよく晴れそうです。12月1日週の水曜は前線の影響で西部を中心に一時雨が降るでしょう。
11月27日は、風が穏やかな内陸では、日差しの温もりを感じ取ることができそうです。夜間の急な天気の変化には、くれぐれもお気をつけください。














