映像業界の活性化や新しい才能を発掘などを目的としたコンクール「映文連アワード」で、SBCが制作したテレビ番組が最高賞のグランプリを受賞しました。

「映文連アワード」はプロフェッショナルの仕事にふさわしい作品を積極的に顕彰し、映像業界の活性化を図るとともに次世代を担う新しい才能を発掘しようと、2007年に創設されました。

19回目の今回は、全国の放送局やプロダクションなどから157の応募があり、SBCが制作して25年2月に放送した「SBCスペシャル 本田先生のこころ診察室~発達障害のこどもたち~」が最高賞のグランプリに選ばれました。

表彰式が26日、東京で行われ、制作を担当した宮川伊都子ディレクターにトロフィーなどが贈られました。

番組は、信大医学部附属病院の医師で発達障害が専門の本田秀夫さんが、生きづらさを抱える子どもや家族に寄り添ってきた様子を長年の取材で丁寧に描きました。

どうすれば発達障害の特性が生きる上で障害にならずにすむのか、親や周囲はどう対応していけばよいかを考えさせるドキュメンタリーに仕上げたことが評価されました。

SBCの番組が映文連アワードを受賞するのは初めてです。