農業の未来を担う高校生に最先端の技術に触れてもらおうと、福島県南相馬市の高校で体験学習が行われました。

小湊愛巳アナウンサー「トラクターの運転席をみると、人が乗っていません。実はこのトラクター、無人で動いているんです」

無人で動くトラクター。農業の課題となっている「担い手不足」や「高齢化」に対応しようと開発されました。

GPSがついていて、タブレットひとつで作業をコントロールできます。

この体験学習は、農業の未来を担う高校生に最先端の技術に触れてもらおうと、福島イノベ機構が開いたもので、南相馬市の相馬農業高校の生徒26人が参加しました。

生徒たちは無人トラクターをはじめ、農薬散布ができるドローンなどを操作し、最新の農業機械に心を躍らせていました。

相馬農業高校の生徒・三ケ森寿典さん「学校にある機械って限られるので、こういう機会は本当にうれしい」

この体験学習は、来年度も行われる予定です。