高齢化が進んでいるのは、実は私たち人間だけではありません。

医療技術の進歩で、飼育されている動物たちの寿命も大きく延びているといいます。

高齢となった動物たちと向き合う動物園の姿を追いました。

飼育員が毎朝、健康チェック

福岡県北九州市小倉北区にある到津の森公園。

およそ80種類の動物たちが仲良く暮らしています。

来園者
「久しぶりに来たら楽しいですね。いっぱい動物見て喜んでくれるで」

来園した子供
「やっぱりゾウが好き」

多くの人が訪れる動物園ですが、今、静かな変化が起きています。

それが動物たちの高齢化です。

動物園の人気者、2頭のゾウ。

平均寿命が60歳から70歳と言わていますがこの2頭は、47歳と48歳。
すでに高齢です。

飼育員による毎朝の健康チェックが欠かせません。

到津の森公園 高橋能理子 飼育展示係長
「体重が重たいので、足にかかる負担がすごく大きい。足の手入れはすごく大事」