24日夕方、札幌・すすきのにあるスーパーマーケットで、牛肉と割り下を盗んだとして、62歳の無職の男が逮捕されました。男の所持金は28円でした。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市北区に住む無職の男(62)です。

男は、24日午後5時前、札幌市中央区南4条西4丁目のスーパーで、持参したエコバッグの中に牛肉とすき焼きの割り下（販売価格合計1054円）を隠して盗んだ疑いが持たれています。

警察によりますと、店舗関係者が男の犯行を目撃し、会計せずに店を出ようとしたところ声をかけて「食料品を万引きした62歳の男を確保している」と警察に通報しました。

調べに対し、無職の男(62)は「肉や割下などを盗みました」と容疑を認めているということです。

また、動機については「肉が食べたかったけどお金がなかった」と話し、実際所持金も28円でした。

警察は、被害品がほかにも30点ほどあるとみていて、男の余罪や常習性についても調べを進めています。