子供たちの、本離れが課題となる中、北九州市で、ユニークな取り組みが行われました。

子どもたちが本の読み聞かせをするのはかわいらしい犬たちです。

絵本を一生懸命読む子供たち。

その視線の先にいるのは・・・じっと耳を傾けるかわいらしいセラピードッグです。

24日午後、北九州市の若松図書館で開かれた読み聞かせのイベントには、市内の小学生など約20人が集まりました。

特別な訓練を受けたセラピードッグに子供たちが読み聞かせ。

犬が相手だから読み間違えても大丈夫です。

子供たちは緊張することなくのびのびと絵本の世界を楽しんでいました。

参加した子供
「ワンちゃんに読むのは初めてだったから楽しかった」

保護者
「娘が読み聞かせしている時にしっかり耳を立てて聞いてくれているような感じがしたので、娘も良い時間だったんじゃないかな」

若松図書館・諏訪宏輔館長
「ワンちゃんでしたらゆっくり静かに聞いてもらえるというので、本を読むことに自信を持っていけるきっかけになれば」


このイベントは、NPO法人「ドッグセラピージャパン」と若松図書館が初めて開催したもので新しい読書体験が子供たちの心に残る1日となりました。