高市総理の台湾有事をめぐる発言に中国が対抗措置を強めていることについて、アメリカのグラス駐日大使は「必要のない脅しは信頼を損ない地域の安定を崩す」と非難しました。

アメリカのグラス駐日大使はきょう、総理官邸で木原官房長官と面会し、高市総理の台湾有事をめぐる発言に対抗措置をとる中国への対応などについて意見を交わしました。

グラス駐日米国大使
「中国の隣国の多くは中国の友好的な顔よりもいじめを行う顔をより多く見てきました。このような必要のない脅しは信頼を損ない、地域の安定を崩します」

グラス氏は事実上、日本産水産物を輸入停止するなどの中国の一連の対応を非難し、「アメリカの日本に対する揺るぎない支持を伝えた」と明らかにしました。