トヨタ自動車やNTTなど日本企業が出資する半導体の新会社が、アメリカのIBMと次世代半導体の技術について、ライセンス契約を締結したと発表しました。

トヨタやNTTなど8社が出資する半導体の新会社「ラピダス」は、自動運転や人工知能に使われる次世代半導体の国産化を目指しています。

Rapidus 東 哲郎会長
「IBMとの今回の連携は、ラピダスにとって非常に重要なだけではなくて、我が国にとって非常に重要であると認識しております」

ラピダスはアメリカのIBMとライセンス契約を締結し、最先端の2ナノの半導体の製造技術の供与を受けるということです。

次世代半導体をめぐっては、中国が先行する台湾に軍事的な圧力を強めていて、経済安全保障の観点で国産化の重要性が高まっています。