名プロデューサー「寂しいけれどありがとう」

さらに、こけら落としの宝塚歌劇のパンフレットも保管されていました。数多くのスターが多くの観客を魅了してきた名鉄ホール。

「渡る世間は鬼ばかり」などで知られる石井ふく子プロデューサーは、深い関わりがありました。

(石井ふく子さん 電話取材)
「寂しいです。でも見に来てくださったお客さまや、名鉄ホールに従事してくださった方々に『ありがとう』と言いたいです」

惜しまれつつ、まもなく姿を消す名鉄ホール。

(柴山さん)
「場所はなくなっても、みなさんの思い出の中に残ってくれると思うので、『こんなホールが名古屋駅にあったな』と思い出していただけたら。未来に夢を託して見送りたい」

名鉄の再開発計画では、名鉄ホールに代わる施設を設置するかどうか明言されていません。