週末から各地でクマの出没が相次いでいます。一般的にクマは今月下旬ごろから冬眠に入るとされていますが、専門家は今年のクマはいつまで出没が続くか見通しが立たないと注意を呼びかけています。
北海道苫前町に現れた巨大なクマ。目をつけたのは、シカの肉が入った重さ300キロを超える箱わなです。何度も揺さぶり続け、ついに!
猟友会によると、クマは体重400キロほどと推定され、標準的なオスの2倍ほどに相当するということです。
木に登り、柿の実を食べるクマ。けさ、岩手県岩泉町で住宅の敷地内にある柿の木に成獣1頭と子グマ1頭が出没しました。現場周辺には、住宅や小学校があり、警察や町が警戒にあたっています。
人里への出没・被害が相次ぐクマ。仙台市では、おととい…
記者
「手、片方引っかかって、動けない様子ですね」
住宅の敷地内でイノシシ用のわなのワイヤーが絡まり、木からおりられなくなったクマが見つかりました。わなから逃れようとしますが、通報から6時間あまり…
記者
「あ、いま、クマに命中しました。当たったクマは、そのまま木の下に落ちていきました」
クマは眠ったところを木から落とされ駆除されました。また、近くにいた子グマも麻酔銃で眠らせた後、駆除されました。
秋田県能代市では白昼堂々、商業施設に侵入。客は全員外に避難し、クマはその後、駆除されました。
また、鹿角市では、きのう、クマに襲われた可能性がある身元不明の女性の遺体が見つかっています。
増え続ける人身被害。環境省はきょう、今年4月から先月末までの間にクマの被害に遭った人の数が全国で196人に上ったことを明らかにしました。
統計開始以降、最も被害者数の多かった2023年度を上回るペースで増加していて、これまでに13人が死亡しています。
ワラを抱え込み丸くなっているのはクマ。今年1月に撮影された冬眠中のクマの映像です。
秋田市大森山動物園 三浦匡哉 園長補佐
「時々、目を覚ますといいますか。冬ごもり(冬眠)中、寝室に干し草を入れてベッドにしているが、そのベッドを整えたり、水を飲んだりとか途中で起きて、そういった動作を行うことはある」
一般的に11月下旬ごろから冬眠を始めるというクマ。専門家は「直前のいまが要注意」だと指摘します。
北海道大学大学院 獣医学研究院 坪田敏男 教授
「ちょうど今の時期はクマの冬眠前の食いだめの時期、彼らも必死になってエサを探さなくてはいけない季節」
さらに今年はクマにとって深刻なエサ不足。冬眠の時期が来ても油断できないといいます。
北海道大学大学院 獣医学研究院 坪田敏男 教授
「いつまでエサを求めて出続けるかは、見通しが立たない」
注目の記事
【ボクシング重岡銀次朗さん】元世界王者のリング事故から1年…麻痺と言葉の壁に直面しながらも「兄弟で前へ」

病で倒れた技能実習生を襲った不法滞在の危機“想定外”の長期療養に直面したベトナム人青年「今回は特例」で終わらせない 問われる受け入れ環境の整備

【天気頭痛】「気圧が原因」は思い込みかも…痛み止めの飲みすぎで慢性化、脳卒中などの見逃しリスクも 「日誌」で自分のパターンを知って対策【医師が解説】

「午前3時にギャー」夜泣きに悩むママを救う“深夜限定カフェ” 『10人に1人が産後うつ』の時代を救う拠り所の理想と現実 新潟市西蒲区

生乾き臭は “菌の代謝物” だった… 今年の梅雨こそ しぶといニオイと離れたい『部屋干しの正解』

「今更苦労する気はない」旧宮家の男性が語る“男系男子養子案”への困惑 皇室典範改正の裏で議論進まぬ“お金”と“皇位継承”の問題【edge23】









