14日、高知市内の医療機関から麻しん(はしか)患者の報告がありました。高知県内では2008年以来、17年ぶりの発生です。
高知県によりますと、香美市に住む30代男性が麻しん(はしか)に感染しました。麻しん(はしか)とは麻しんウイルスが原因となる感染症で、非常に感染力の強い疾患です。感染するとおよそ10日から12日後に発熱や咳など風邪のような症状が現れ、2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出ます。
■男性の行動歴と症状は?
男性は、10月25日から2日まで関東地方に滞在し、7日に38度の発熱。その後の検査で14日、麻しん陽性と判明しました。男性には発熱や発疹などの症状が出ていて、入院し治療を受けているということです。現在のところ、男性が不特定多数の人と接触した可能性のある場所については情報がないということです。














