スポーツの分野でのすぐれた指導力をたたえます。14日、山口県が新たに設けた「スポーツ特別優秀指導者賞」を2人の指導者が受賞しました。
受賞したのは、県フェンシング協会理事の本間邦彦さんと柳井商工高校バドミントン部監督の竹光唯至さんです。県が今年度から新たに始めた制度で、オリンピックでの優勝など、優秀な成績を収めた選手の指導者に贈られます。

本間さんは、フェンシングの学生の世界大会で日本代表コーチとして金メダルに導いたほか、オリンピック金メダリストの加納虹輝選手も指導しました。

竹光さんは、柳井商工バドミントン部の監督として、全国大会10連覇(高校選抜と高校総体合わせて)を成し遂げました。
県フェンシング協会理事 本間邦彦さん
「来年度、岩国にもスクールをオープンして、競技人口を拡大していくというのがまず第一目標です。コーチがたくさんいないと、選手を教えることができないので、同時進行でやっていこうと考えています」
また、スポーツ・文化の分野の全国規模の大会などで優秀な成績を収めた個人や団体にメダル栄光が授与されました。

文化賞を受賞した山口高校の2人は、地域課題の解決に向けた取り組みを発表する全国大会で、文部科学大臣賞に輝きました。
山口高校 柴田咲さん・白石葵さん
「インバウンドを増やすにはどうしたらいいかなとかいろいろ考えて、山口市に観光で貢献できたらいいなって思いながら探究をしています」
スポーツ賞と文化賞合わせて、42人と14団体が受賞しました。














