地元で取れる魚介類を使った料理の新しいアイデアを競うコンクールが14日、山口県萩市で開かれました。

コンクールは、地元の魚のおいしさを知ってもらい、消費拡大につなげようと県漁協萩女性部が開いたものです。

萩の魚を知りつくした「浜の母ちゃん」たちのアイデア料理23品が審査されました。イカやフグ、タイなど地元で取れた魚介類を使っていて、彩りやデザイン、意外性などを採点します。

審査の結果、最優秀賞には越ヶ浜地区女性部の石飛一枝さんが考えた「しまふぐのオイルづけ」が選ばれました。

シマフグはトラフグなどをねらうはえなわ漁にかかります。単価が低いため捨てられることもありますが、今の時期はトラフグに負けない味ということです。今まで使われなかったシマフグを利用し、オイルづけでおいしさをさらに引き立てている点などが評価されました。

越ヶ浜地区女性部 石飛一枝さん
「いろんなバリエーションですよね。スパゲッティにしてもいいし、おむすびとかいろいろサンドイッチとか」

女性部では、今後も萩の魚のおいしさを広めていきたいとしています。