戦後80年を迎えた2025年、太平洋戦争で亡くなった方を追悼し、平和を祈念しようと高知市で戦没者追悼式が開かれました。
高知市は例年11月に戦没者追悼式を開いています。2025年は遺族や桑名龍吾市長らおよそ50人が出席し、黙祷を捧げました。市によりますと高知市では太平洋戦争で5156人が亡くなっているほか、434人が高知空襲で犠牲になっています。遺族の出席は高齢化などを理由に年々減少していて、戦後80年を迎えた2025年、出席した遺族はおよそ20人でした。

(県遺族会 高知市支部 松﨑邦雄 支部長)
「遺族はいつまでもあのことを忘れるわけにはいきませんので、これから先、遺児を出さない努力をしていくことが遺族会の務めです」

また、桑名市長は式辞で「市民一人一人の幸せと地域社会の安寧のため、誠心誠意、尽力していくことを改めて誓う」と述べました。














