高知市で開催中のイベントに高知県内企業が作った防災グッズを集めた展示コーナーが設けられています。防災を身近に感じ、災害時の役に立ててほしいという取り組みです。

高知ぢばさんセンターで行われている「ものメッセKOCHI2025」は県内企業を広く知ってもらい若い世代の県内就職のきっかけにしてもらおうと開催されています。
2025年は県内企業が開発した防災グッズを展示するコーナーが新たに加わっていて県産ヒノキを使った簡易トイレや県の特産品を使った非常食などが紹介されています。今回、初めて展示されたのが、男性用組み立て式仮設トイレ『ジェントレックス』。

ほとんどのパーツが10キロ以下で作られているため、大人2人で作業した場合、およそ15分で完成するといいます。
災害時、課題とされている避難所などでのトイレの確保につながりそうです。訪れた人たちはおよそ30社が持ち寄った防災グッズに触れたり、企業から話を聞いたりして、楽しみながら学んでいる様子でした。

(訪れた小学生)
「普通のトイレットペーパーは、長持ちしないが、10年間長持ちするトイレットペーパーがすごいと思った。防災に向いていると思う」
「高知県で作られた便利なもので(災害時に)生き残りたい」
ものメッセKOCHI2025は15日まで高知ぢばさんセンターで行われ、防災グッズは14日まで展示されています。














