盛岡市で13日、60歳以上の市民を対象にした意見発表大会が行われ、出場者が、人生経験から学んだことや若者に伝えたいことなどを発表しました。

(小原薫さん)
「できる人はいいよね、という言葉で他人の成功を片付けてしまってはいませんか?」

「『あのなはん』~私の思いを言葉に込めて~」と題したこの意見発表大会は、60歳以上の盛岡市民を対象に毎年行われているもので、今回で44回目です。
今回は、67歳から88歳までの6人が出場し、自身の人生経験から学んだことや若者に伝えたいことなどを発表しました。
このうち「80才だからこそチャレンジを続けたい」をテーマに発表した佐々木清子さんは、心や体の健康維持のために実践しているという早口言葉を披露しました。

(佐々木清子さん)
「パパパパパパ、バタバタバタバタ、…(早口言葉続く→拍手)」
一方こちらの福士ミホ子さん82歳は、老後の楽しみとして裂き織りや俳句を始めたことを発表しました。

(福士ミホ子さん)
「したいことにチャレンジをして、毎日を楽しむ工夫が必要かなと思います」
大会では、出場者が普段考えている事などを声高らかに発表し、会場に訪れた多くの人たちとの世代を超えた交流を楽しんでいました。














