資本主義の現状と地域の未来を考える講演会が山梨県立大学で開かれました。

この講演会は山梨県立大学の地方創生人材を育成する教育プログラム・PENTASの一環として開かれました。

講師をつとめた元立教大学大学院の教授で哲学者の内山節さんは、現代の資本主義は金が経済を動かす仕組みに偏りすぎていると指摘し、これからは地域での生産や人のつながりを基盤とした経済が大切だと話しました。

また北海道の酪農家や若い世代が自前で生産する自給飼料を使っていることや、カフェを開いていることなど、地域で新しい経済の形をつくっている事例も紹介しました。