優良な高知県産の木材を一堂に集めた展示即売会が高知市で行われ、参加者たちが県産材の品質を見定めていました。
51回目を迎えた『木材まつり』。質の良い県産材をアピールし、普及につなげようと毎年この時期に、県木材協会が開いています。会場には2025年に伐採されたスギやヒノキなど、およそ1200立方メートルが並びます。一般的な木造住宅がおよそ100軒建てられる量だということです。

油分を多く含み、全国と比べても柔軟で強度が高い、県産材。節やしみが少なく、見た目が美しいものはより評価が高くなるといいます。12日は県内外の仲買人や木材工具店などおよそ70社が集まり、真剣な表情で、品質を確かめていました。
(県木材協会 TOSAZAIセンター 諏訪貴信 センター長)
「森林率84%で森林県である高知県にある優良なスギ・ヒノキ製材品を住宅はもとより、関東・関西へ展示会なども行っているので、たくさん使っていただければ」

県木材協会は11月下旬、関東地方でも県産材の販売会を予定しています。














