子どもたちに米に興味を持ってもらおうと卸売会社による「お米の出前授業」がいの町の小学校で行われました。
伊野南小学校で行われたこの出前授業は米の卸売をしている高知食糧が5年ほど前から実施しています。学校が地域の農家と一緒に行っている米作りにも協力していて、12日は5年生の児童たちを対象に収穫された米がどのような工程で精米されるかや高齢化により米農家が減っていることなどを伝えました。

また、児童たちが関わり9月に収穫した「ヒノヒカリ」の袋詰めも行いました。児童たちはオリジナルデザインのラベルを袋に貼ったあとこぼさないように協力し合いながら一袋ずつ詰めていきました。

(Q.どんな味のお米になっていると思う?)
(児童)
「おいしい味」

(児童)
「お米はいろんな建物の中とかいろんなもので作られていると思った」
「地球にもやさしく食べる人にもうれしいような無駄なく食べたい」
(高知食糧 精米工場サブマネージャー 織田将士さん)
「米離れが年々加速していますので、まずは小さな子どもたちにお米に興味を持ってもらう活動をこれからも続けていきたい」

児童たちが育てた米は13日の授業で価格が決まり、11月に高知市で開催される「こうち米フェスタ」でおよそ300袋、販売されます。














