今年、福島県内で発生したSNSを使った投資やロマンス詐欺の被害額は、およそ9億5000万円で、去年の同じ時期と比べて1億円あまり増えていることがわかりました。

「SNS型投資・ロマンス詐欺」は、SNSを使ってうその投資話を持ちかけたり、恋愛感情を抱かせたりして金をだまし取るものです。

県警察本部によりますと、今年9月末までの県内の被害額は約9億5447万円で、去年の同じ時期と比べて1億1817万円増えました。件数も83件で、6件多くなっています。

被害者の年齢別の内訳をみると、最も多いのは40代から50代で、およそ4割を占めています。県警は、SNSやアプリで知り合った相手からお金の話をされたらまず詐欺を疑い、警察に相談するよう呼びかけています。