いま平均株価を大きく動かしているAI関連企業。その1つ、ソフトバンクグループはさきほど半年間の決算を発表し過去最高益となりました。

きょうも荒い値動きとなった東京株式市場。午前には600円以上値を上げる場面もありましたが、そこから一時900円下がるなど、まさに乱高下。結局、5万842円で取引を終えました。

この株価乱高下の主役は…

投資家
「AI関連の銘柄がすごく上がっている」

AI関連の株です。いま平均株価は、大幅な上昇も下落も、たった数社のAI関連銘柄の株価に左右されています。

たとえば…

「マサさん、from、ソフトバンク」

孫正義氏が率いるソフトバンクグループ。

先月、日経平均株価は7478円という過去最大の上昇幅を記録しましたが、そのうち1700円ほどはソフトバンクグループの株価上昇によるものでした。

さきほど発表された中間決算も絶好調。

ソフトバンクグループ 後藤芳光CFO
「OpenAIへの投資の公正価値は投資後ぐんぐん成長している」

AI関連の投資が利益を大きく押し上げたことで、最終利益は去年の2.9倍にあたる2兆9240億円となり、中間決算として過去最高益を記録しました。

ただ、市場関係者からは…

市場関係者
「この値動きが今の日本株全体を映しているのかというと疑問」

かぎられたAI銘柄が株式市場全体を揺さぶっている昨今。

熱狂はいつまで続くのか?AIにもわからない難問です。