フィリピンに昨夜、台風26号が上陸しました。フィリピンは、先週も台風の直撃を受け、220人を超える人が死亡しています。

6日に発生した大型で強い台風26号について、フィリピンの気象当局は昨夜、北部ルソン島の東側のアウロラ州に上陸したと発表しました。

地元メディアなどによりますと、大雨と強風で少なくとも2人が死亡したほか、およそ120万人が避難しています。

台風26号は、このあと北西に進んでルソン島を横断し南シナ海に抜ける見込みですが、マルコス大統領は予想される災害のため国家非常事態を宣言しました。

フィリピンは先週も台風25号の直撃を受け甚大な被害が出ていて、災害対策当局の発表によりますと、これまでに220人以上が死亡したということです。