高知市の水道が2025年で通水100周年を迎えたのを記念して、高知市で式典が開かれました。
高知市の水道は1925年、鏡川を水源とする旭浄水場で通水が始まり、2025年で100年を迎えます。式典には関係者およそ100人が出席。上下水道局の旧庁舎近くにある「ふくし園」の園児たちが音楽を演奏したほか、100周年をきっかけに誕生したマスコットキャラクター「とさうおっち」が登場し、記念式典に花を添えました。高知市の水道は、戦争や地震など幾度の困難を乗り越えてきた一方、南海トラフ地震対策や、人口減少により水の需要が減少しているといった課題があります。

(高知市上下水道局 山本三四年さん)
「先人が築き上げてきたこれまでの100年の財産を引き継ぎ、次の100年に向けて、高知の水道をつないでいく必要がある」
上下水道局は現在、病院や避難所など災害時に応急給水拠点となる施設の耐震化に力を入れていて、「引き続き、市民のライフラインを守る水道を目指す」としています。














