気候変動対策を話し合う国連の会議「COP30」の首脳級会合が始まりました。

COP30の首脳級会合は6日、ブラジルの「アマゾン地域の玄関口」と呼ばれる都市ベレンで始まりました。

今回の会合は、世界の気温上昇を産業革命前から1.5度までに抑える目標を掲げる温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の採択から10年の節目となります。

しかし、パリ協定からの離脱を表明したアメリカのトランプ大統領は欠席。中国、インドを含めた温室効果ガスを排出する上位3か国の首脳は、いずれも出席しておらず、温暖化対策の議論が停滞するとの懸念が出ています。

また、日本の高市総理も出席を見合わせています。