富山県内では、北アルプス立山山麓でもツキノワグマの目撃が相次いでいることから、県は利用者の安全確保のため県が管理するレジャー施設「立山山麓家族旅行村」を11月4日から全面中止としています。
立山山麓家族旅行村周辺では、10月22日からクマの目撃があり、その後も痕跡や目撃情報が続いています。例年の営業は11月末までですが、今シーズンは利用者の安全確保の措置として11月4日から利用終了としました。
10月22日に敷地内でスタッフがクマ(成獣)を目撃したことを受け、まずキャンプサイトとバーベキュー場などの屋外施設の利用を中止していました。
しかし、その後も10月31日にケビン付近でクマと思われる糞がスタッフによって確認され、11月1日にはエコノミーサイト付近でもクマの糞が見つかりました。
さらに、11月2日には敷地内で利用者がクマを目撃し、11月3日にはオートキャンプサイト付近でもクマ目撃情報があったため、11月4日からすべての施設の利用を中止することになりました。















