第76回全日本体操団体選手権が11日、福井県のサンドーム福井で開催され全15チームで争われた。2年連続8度目の優勝を狙う順天堂大は、エース・橋本大輝(21)が全6種目(床運動、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒)に出場したが得点が伸びず、チームは4位に終わった。
11月にイギリスで行われた世界選手権で個人総合金メダルを獲得した橋本は、9日の公式練習の終了後に「(全日本団体は)今シーズン最後なので、いい試合をして締めくくりたい。会場を自分の色にしたい」と笑顔で答えた。だが今大会は疲労の影響で「体の状態は6割程度」という橋本は技の難易度を落としての挑戦となり、「難度を下げた分、着地にしっかりフォーカスしたい」と話していた。
この日、最初の橋本の演技はあん馬。慎重に演技に入ったが手首のケガが思わしくなく2度の落下で思わず天を仰いだ。得点も11.600と伸びなかった。2種目目のつり輪はミスなく収めたが、3種目目の跳馬では着地で大きくバランスを崩しラインオーバーと本来の調子が出なかった。5種目目の鉄棒では“コールマン”と“カッシーナ”の離れ技を成功させると、最後も“伸身の新月面”で着地を決め、14.633の高得点にようやく笑顔を見せた。最後のゆかでは大きなミスはなかったが得点は13.866。順天堂大はエース橋本をはじめキャプテンの三輪哲平(21)の得点も伸びず、連覇には届かなかった。
優勝は東京五輪代表の北園丈琉(20)、東京五輪フィリピン代表のカルロス・ユーロ(22)が所属する徳洲会体操クラブで、15年ぶりの栄冠を手にした。
【全日本体操団体選手権】
優勝 徳洲会体操クラブ 258.262
2位 セントラルスポーツ 253.193
3位 鹿屋体育大学 250.593
4位 順天堂大学 249.293
5位 (公財)栃木県スポーツ協会 248.928














