ロシアによる侵攻が続くウクライナでの性暴力をテーマにした報告会がイギリスで開かれ、女性のみならず、男性への性暴力被害の深刻な実態が報告されました。
ロンドンで5日に開かれた報告会では、ロシア軍による性暴力の被害者を支援してきたウクライナの弁護士、カテリーナ・ブソル氏が登壇しました。
ブソル氏は、ロシア軍が性暴力を「戦争の兵器」として組織的に利用していると指摘したうえで、被害は女性だけでなく男性や子ども、障害のある人にも及んでいると述べました。
また、ウクライナ政府はおととしからロシアとの戦争に関連する性暴力の被害者に対し、1人あたり日本円でおよそ53万円を支給する「緊急補償制度」の試験的導入を開始。これまでに600人以上が支給を受けましたが、そのうち半数以上が男性だったということです。
弁護士 カテリーナ・ブソル氏
「性暴力はこれまで『男性による女性への暴行』として語られてきました。男性の被害者をないがしろにする形で被害者への理解や支援が行われてはいけません」
また、ブソル氏は、男性は自分が受けた行為が性暴力に当たることを認識できず、被害を訴えないこともあるため、専門家による丁寧な聞き取りが不可欠だとしています。
注目の記事
【前編】「テッペンとってこい!」が現実に 快挙を成し遂げた公務員ジャンパー、大会後の初出勤に密着!スキージャンプのワールドカップで優勝 同僚から祝福され久々の業務(山形)

【9月から】生活道路の法定速度30キロに引き下げへ60キロ走行で“一発免停”違反点数6点で30日間<春の交通安全運動>

【京都・男子児童行方不明】捜索難航の要因に「防犯カメラの少なさ」「携帯不所持」か…「捜索範囲がいまだに広い点が気になる」MBS解説委員が指摘 手がかりは一体どこに?現場を取材する記者が最新の現状を報告【南丹市小6行方不明から2週間】

「死刑を早めて」妻や息子ら3人を殺害した死刑囚、“償えない罪”に苦悶 遺族が差し入れに込めた“切実な願い”

「おもちゃのピアノ」が繋いだ兄妹の絆。統合失調症の兄と心を通わせた“不完全な音色”

「眠れない、食欲がない」新生活に潜む"五月病"に注意 不調を防ぐために医師が勧める「4月のうちからやっておくべきこと」









