高岡市議会をめぐり新たな動きです。出町市長の出身会派「高岡愛・議員会」は、新会派の立ち上げを発表しました。メンバーは新人議員などを含む7人で、非市長派で自民党の最大会派「同志会」からも1人が合流しました。
5日、高岡市議会の事務局に新会派を届け出たのは。

新・高岡愛 林貴文会長「『新・高岡愛』を結成させていただきました」
林会長を筆頭にした「新・高岡愛」のメンバー7人。出町譲市長の出身会派「高岡愛・議員会」の後継会派になります。
「高岡愛」は先週木曜、非市長派である自民党の最大会派「同志会」から打診されていた合流を見送りました。
7人のうち4人が新人議員となった「新・高岡愛」。
先月26日の市議選でトップ当選を果たした植野佳奈(うえの・かな)議員のほか、自民推薦の無所属で当選した山野井拓也(やまのい・たくや)議員、塚本政彦(つかもと・まさひこ)議員、高木敬介(たかぎ・けいすけ)議員が会派入りしました。

いずれも20代から40代の若手議員です。
新・高岡愛 林貴文会長「若い議員を中心にしっかりと政策を練り上げ、市政発展に努めていきたい」
そして、もう1人。
新・高岡愛 福井直樹相談役「福井です、よろしくお願いします」

福井直樹(ふくい・なおき)議員。非市長派の「同志会」でしたが、市議選では出町市長に応援を依頼し、4期目の当選を果たしました。
若い議員が多い中、ご意見番として入ってほしいという誘いを受け、思い切って決断したと言います。
新・高岡愛 福井直樹相談役「市長派・反市長派でやり合ってきたのかなというような渦中にずっといたもんですから、同志会の中で物申していくというのは、限界を感じていた」

出町市長を支持する勢力は、告示前の2議席から7議席へと拡大。非市長派の同志会に次ぐ第2会派となる公算です。
一方、同志会は福井議員の離脱で11議席になる見通しです。

新しい会派の届け出は6日正午に締め切られ、7日に公表されます。















