バスケットボールのB1リーグ第10節、横浜ビー・コルセアーズ対三遠ネオフェニックスのGAME1が10日に行われ、日本代表の河村勇輝(21・横浜BC)が、出場時間が21分にとどまるも、19得点、9アシストを決め、暫定でチームの地区3位に浮上に貢献した。

横浜ビー・コルセアーズ(横浜BC)は、前節(3日、4日)のアウェイで昨年チャンピオンの宇都宮に連勝、7日に行われた天皇杯の4次ラウンドでも三遠戦に95-85で勝利し勢いに乗っている。

第1Q、河村は開始27秒、ドライブで相手ゴール下に斬り込みこの試合最初の得点を奪うと、さらに3ポイントも2本成功させるなど、1Qだけで13得点、3アシストを記録し、チームに勢いをつける。(横浜29-20三遠)

2Q、横浜BCはベンチメンバーが粘り強いディフェンスを展開しながら、着実に点差を広げていく。河村はベンチスタートとなったが、残り3分32秒からコートイン。すぐにSG須藤昂矢(25)の得点をアシストすると、続けてフリーでのミドルショットを沈め、前半だけで15得点、5アシストを記録した。
(横浜48-34三遠)

3Qはスタートから出場した河村。残り7分40秒でファウルをもらいフリースローを決めると、6分27秒には、相手の不用意なパスをスティールし、一気に相手陣内へドライブ、最後は再び須藤にアシストした。しかし、その後は積極的にゴール前へ斬り込んでシュートや、3ポイントも放つが、得点できず、このクォーターはわずか1点。(横浜65-54三遠)

横浜BCは、最終4Qだけで5本の3ポイントを決めるなど一気に得点差を広げ93-73とし、20点差の大勝。河村は4試合連続のキャリアハイ更新とはならなかったが、19得点9アシストと活躍、チームの連勝に大きく貢献した。これで河村はリーグ戦で5試合連続で15点以上をマーク、好調をキープしている。

試合後、河村は「チャンピオンシップという目標に向かって、3連戦で勝ち切るというのは、よい練習と考え、やっていきたい」と初めてのチャンピオンシップ進出に向け、意気込んだ。

春に東海大学を中退し、今シーズンから完全にプロとなった河村。今シーズンは開幕戦からスタメンで起用され続け、チームを牽引する存在となっている。さらに1月に行われるBリーグオールスターでは、史上最年少で選出。得票数は過去最多の177084票を獲得、名実ともにBリーグを代表する選手となった。来年のW杯、そして24年のパリ五輪での活躍を誓う河村にとって、得点力の向上をアピールし続けることは、代表定着への大きな武器となる。