テニスの国内賞金大会、SBCドリームテニス・ファイナルラウンドが10日開幕し、世界ランキング36位で東京五輪代表の西岡良仁(27)は同じく五輪代表の杉田祐一(34)をストレートで下し、3戦全勝で11日の決勝トーナメント進出を決めた。
ファイナルランドには1stラウンド(6月)と2ndラウンド(8月)の上位6選手と日本ランキング上位8選手、主催者推薦2選手の男女各16選手が出場。1日目は予選リーグを行い、各グループ上位2選手が2日目の決勝トーナメントに進出する。優勝賞金は国内最高峰となる1000万円。
この日行われた予選リーグは、東京・有明コロシアムのセンターコートとインドアコート、合わせて9面で行われ、トップ選手たちが計48試合もの熱い戦いを繰り広げた。中でも注目は、自己最高の世界36位までランクアップした西岡だ。日本でプレーするのは10月の楽天オープン以来、今年2度目。「ファンに面白かったと言ってもらえるような試合をしたい」と話していた27歳のレフティにスタンドの観客からは熱い視線が送られた。
西岡は高見澤岳飛(24)に2-0、羽澤慎治(23)に2-0で2連勝。杉田は羽澤に0-2、高見澤に2-0と1勝1敗で五輪代表対決に臨んだ。試合は序盤から西岡が得意のフォアハンドで34歳の杉田を追い込み、4-1で第1セットを奪った。経験豊富な杉田に対し要所で集中したという西岡は続く第2セットも回転量の多いストロークを中心に終始安定したショットを披露し、このセットも4-1としセットカウント2-0(4-1、4-1)のストレート勝ち。日本人最高位の貫禄を見せ、決勝トーナメント進出を決めた。本来オフシーズンのこの時期でも西岡は「いい緊張感の中で試合をすることは自分にはプラス」と前向きなコメント。決勝トーナメントでも圧巻のプレーで優勝賞金1000万円獲得を狙う。
※決勝トーナメントの対戦は以下の通り。
<男子シングルス>
■準々決勝
西岡良仁(27・ミキハウス)✕越智真(26・江崎グリコ)
高橋悠介(24・三菱電機)✕齋藤惠佑(19・富士住建)
清水悠太(23・三菱電機)✕羽澤慎治(23・JCRファーマ)
白石光(22・早稲田大学)✕片山翔(33・伊予銀行)
<女子シングルス>
■準々決勝
今西美晴(30・EMシステムズ)✕清水綾乃(24・Club MASA)
小堀桃子(24・橋本総業ホールディングス)✕桑田寛子(31・島津製作所)
伊藤あおい(18・サリュートテニス専門学院)✕荒川晴菜(23・アオヤマスポーツ)
相川真侑花(24・テニスユナイテッド)✕山口芽生(23・フリー)














