鳥インフルエンザが確認された福島県飯舘村の養鶏場で、県は9日、殺処分が完了したと発表しました。

県は9日夜、高病原性鳥インフルエンザが発生した飯舘村の養鶏場で、飼育されていた10万3119羽すべての殺処分が完了したと発表しました。

半径3キロから10キロ以内の「搬出制限区域」では、現在、区域内にある養鶏場24か所のうち3か所で、運搬車両の消毒が十分であることなどを県が確認したうえで、国と協議し出荷ができるようになっています。

県は、感染が発生した養鶏場や搬出などが制限された養鶏場に対し、売り上げが減った分を国と県で全額助成することにしています。