台風25号により、フィリピン各地で甚大な被害が出ています。これまでに少なくとも40人が亡くなったほか、救助作業にあたっていたヘリコプターが墜落し、乗組員6人が死亡しました。

3日、フィリピンに上陸した台風25号は各地で洪水などを引き起こしていて、家屋や車が流されるなどの被害が出ています。

ロイター通信は、中部セブ州の当局者の話として、国内で少なくとも40人が亡くなったと報じました。

また、フィリピン空軍は4日、救助活動にあたっていたヘリコプター1機が墜落し、乗組員6人が死亡したと明らかにしました。

墜落したヘリコプターは南部ミンダナオ島での災害対応のために派遣されていたということです。

台風による犠牲者は、今後さらに増えるおそれがあります。