日本郵便北陸支社は、富山県の黒部郵便局で今年9月、社員が酒気帯び状態で通勤し、乗務前の点呼で(日本郵便定義の)酒気帯び運転に該当することが発覚する事案が1件あったと発表しました。
日本郵便北陸支社の10月31日の発表によりますと、事案は前日の飲酒によりアルコール反応が出たもので、乗務前の点呼において実施しているアルコール検知により発覚したということです。そのため、業務中の運転には至っていないとのことです。
日本郵便では「酒気帯び運転」を呼気1L中にアルコールが0.15mg以上検出される状態と定義しています。それより低い濃度の「酒気を帯びた状態での運転」(呼気1L中にアルコールが0.15mg未満)については、道路交通法上の罰則を伴わないものの、今回は発生していないとのことです。
日本郵便北陸支社は「社会的・公共的役割を担い、信用を第一とする弊社として、このようなことが発生しましたことについて、お詫び申し上げるとともに、今回の事態を真摯に受け止め、これまで同様、発生者に対する処分を厳正に行うとともに、社員に対する指導を徹底してまいります」とコメントしています。
なお、日本郵便北陸支社管内では、今回の発表期間(2025年9月期)において業務中の酒気帯び運転は発生していません。
これまでに発生した事案については、既に厳正な処分が行われているとのことです。














