4日告示された任期満了に伴う岩手県の西和賀町と一戸町の町長選挙は立候補の受け付けが締め切られ、西和賀町は現職と新人1人が立候補し、舌戦がスタートしました。一戸町は現職の無投票による当選が決まりました。
西和賀町長選挙に立候補したのは、届け出順に金融機関元役員で新人の髙橋祐樹氏(54)、再選を目指す現職の内記和彦(64)氏のいずれも無所属の2人です。
高橋氏は、関係人口の拡大を目的とした新たな部署の設置などを公約に掲げています。内記氏は、健康や生命に関わる生活基盤の持続性確保などを公約に訴えています。立候補の届け出は4日午後5時で締め切られ、髙橋氏と内記氏との一騎打ちが確定しました。投票は11月9日に行われ、即日開票されます。西和賀町の3日現在の有権者数は4134人です。

また、一戸町長選挙は無所属で現職の小野寺美登(73)氏の他に立候補はなく、小野寺氏の無投票による2回目の当選が決まりました。小野寺氏は出産祝金の引き上げをはじめ出産・育児の経済的支援の拡充などを訴えました。一戸町長選が無投票当選になったのは2013年以来12年ぶりです。一戸町の3日現在の有権者数は9237人です。
  













