春のセンバツ出場をかけた一戦です。秋の高校野球・中国大会の準決勝がおととい(1日)山口県で行われ、岡山代表の倉敷商業が、広島代表の崇徳と対戦しました。

勝てば春のセンバツ出場に大きく近づくこの試合。倉敷商業は初回、2アウト満塁のピンチを背負うと、センターへのタイムリーヒットでいきなり2点を先制されます。

それでも倉敷商業のエース角田は、キレのあるストレートと多彩な変化球でコースをつき、2回以降、強打・崇徳打線を抑えます。4回にはファースト山本がスクイズを阻止。バックもエースを盛り立てますが、打線が崇徳の左腕・徳丸に封じ込まれてしまいます。

そして、8回。これまで粘りを見せてきた守備が一気に崩れ、0-10と8回コールドで準決勝敗退。この結果、倉敷商業のセンバツ出場は厳しい状況になりました。

(倉敷商 佐藤直人主将(2年))
「もう一度自分たちは弱いんだということを自覚して、夏に向けて一皮も二皮もむけて、また全然変わった姿で臨めたらなと思っています。」