学歴詐称の疑惑を指摘され、2度目の不信任決議を受けた伊東市の田久保真紀市長が10月31日をもって失職したことを受け、市の近持剛史企画部長が11月1日から12月予定の次期市長選で新市長が決まるまでの間、市長の職務代理者を務めます。

近持部長は31日、報道陣の取材に「市長もいませんし、副市長も教育長もいません。市民サービスに影響がないように各部長と協力し、職員一丸となり新市長が決まるまでは頑張っていきたい」と語りました。

近持部長は報道陣から冒頭、現在の心境について問われると「本当に疲れました」と一声を放ちました。

その上で「市民の皆さまに対してご心配、ご迷惑をおかけしました。本当にお詫びしたい」と述べ、市職員に対しては「本当に大きな負担をかけました」と労いの言葉をかけました。

12月中旬に予定される次期市長選で決まる新市長については「どなたになっても、職員が意思疎通をさせていただく。伊東市役所という一つの大きな『会社』を一丸となってまとめてくれるようなリーダーになっていただければ」と望みを託しました。