夏の猛暑や水不足の影響が心配されていた今年の新米ですが、先月末時点でのコメの品質は「おおむね例年並み」となりました。

コメの等級は色や形などをもとに4つの区分に分類され、最も評価が高いものは「1等米」となり、買い取り価格も高くなります。

農林水産省がきょう発表した今年のコメの農産物検査では、9月末までに収穫された新米の「1等米」割合は、全国平均で77%でした。

猛暑や水不足の影響が心配されていた新米ですが、農家による高温やカメムシなどの対策が適切に行われたことから、農水省はこの時点での品質を「おおむね例年並み」と評価しています。