10月31日に伊東市議会臨時会で2度目の不信任決議案を賛成多数で可決された田久保真紀市長が、自身の失職によって行われる次の市長選への対応を明らかにしませんでした。

田久保市長は、10月31日午前10時から行われた伊東市議会臨時会で、市議会から2度目の不信任決議案を提出・可決され、失職することが決まりました。

臨時会の終了後、報道陣の取材に応じた田久保市長は、「この先の進退については支援者と話し合いながら自身に向き合って決めていきたい」と話し、自身の失職によって行われることになる次の市長選については明言を避けました。

田久保市長は時折涙ぐみながら、就任からこれまでを振り返り、「すぐに騒動が起きて、あっという間のような、長かったようなどちらとも言えないところです」などと語った上で、言葉を詰まらせながら職員への感謝を述べました。

次の伊東市長選を巡っては、田久保市長のほか、すでに複数人が立候補に意欲を示しており、複数人による選挙戦になることが確実視されています。

伊東市長選は今後50日以内に行われることになり、12月中旬の告示・投開票が予想されています。