豊漁が続いていたスルメイカ漁ですが、漁獲枠の上限を超えてしまったため、水産庁は正式にあす11月1日から漁を停止するよう命令を出しました。
長年、漁獲量が減少していたスルメイカ漁ですが、今年は一転、海水温や黒潮の流れの変化などから異例の豊漁となっていました。そのため、小型イカ釣り船による今年度の漁獲枠上限をすでに超えてしまったとして、水産庁は全国の漁業者に対し、あす11月1日から来年3月末まで小型イカ釣り船での漁を停止するよう命じました。
スルメイカ漁の停止命令が出されるのは今回が初めてです。
ただ、漁獲枠が不足した場合などに追加で配分される予備枠にはまだ余裕があるため、来週開かれる国の審議会で調整されれば、今回の停止命令が解除される可能性もあるということです。
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