オランダで議会下院の総選挙が行われ、第1党だった極右政党が議席を減らす一方、中道の政党が議席を大幅に増やし、連立政権樹立を主導する見通しとなりました。
オランダで29日、議会下院の総選挙の投開票が行われました。
オランダの公共放送によりますと、開票作業はほぼ終わり、150の議席のうち、中道左派の「民主66」と極右の「自由党」がいずれも最多の26議席を獲得する見通しです。
「反移民」を掲げる「自由党」は、第1党となった前回の選挙の37議席から減らした一方、中道左派の「民主66」は住宅不足の解消や移民への懸念の解消などを訴えて、改選前の9議席から大幅に伸ばしました。
ロイター通信は、今後、「民主66」が連立政権樹立を主導し、38歳のイェッテン党首がオランダ史上最年少の首相となる可能性があると伝えています。
オランダでは4党による連立政権が、6月、移民や難民政策に反対する極右「自由党」の離脱によって崩壊していました。
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