福島第一原発の処理水について、東京電力は30日、今年度5回目となる海への放出を始めました。

福島第一原発にたまる放射性物質トリチウムを含む処理水について、東京電力は30日午前11時半前、今年度5回目(通算16回目)となる海への放出を始めました。

東京電力は今年度、およそ5万4600トンの処理水を7回に分けて放出する計画です。今回はおよそ7800トンの処理水を放出し、11月17日に完了する予定です。

東京電力は「安全な海洋放出を安定的に実施できるよう緊張感を持って取り組む」としています。